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8月6日に思うこと

8月6日はヒロシマにとって大切な一日。

すぐ近くに平和公園があり、原爆ドームがあっても、ともすれば日々の生活の中で76年前の夏に人類最大の悲劇がこの街で起きたという事実を意識することは決して多くないのが現実です。

けれど照りつける太陽と蝉の声が、またこの夏の日がやってきたことを知らせます。

そして私たちに迫ります。過去から、歴史から目を背けるなと。正面から向き合えと。

原爆について、戦争について、平和について、いのちについて。

焦土から立ち上がり、この街を力強く復興した郷土の人々の姿について。


 

広島市の中学校は今日が「平和登校日」でした。

平和について学ぶことが一番の目的ですが、学習面に目を移せば、この日に夏休みの課題をある程度提出させるところがほとんどのようです。

昨日塾でも提出する課題がきちんと終わっているかどうか確認する生徒、未消化部分の追い込みに懸命な生徒の姿が多く見られました。ただ学校課題の早期完成はイオの夏休みのテーマの一つでもあったので、宇品教室・矢野教室とも全員がきちんと提出できたと思います。



ここから夏休みは後半に入ります。とはいえ夏期講座も折り返しは既に過ぎています。生徒の皆さんは授業の際にお伝えした通り「次」を見据えて学習を進めましょう。9月には定期試験も控えています。


 

午後に入って、少し雲が出てきたことで日が陰る時間も出てきましたが、

まだまだ暑さは和らぎません。この静かな祈りの一日が、平和に生徒と向き合えるふつうの一日であることの幸せを感じつつ、指導にあたっていきたいと思います。

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