広島県高校入試解析①「平均点に見る広島県の公立高校入試」 

白石学習院イオは1月4日から新年がスタートしました。

職員・生徒ともにしっかりリフレッシュして、気持ちよく2022年の一歩目を記すことができたかと思います。

皆様、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。


さて、昨年最後に挙げた記事でも触れましたが、

現在中学3年生の多くは公立高校選抜Ⅱに向けて入試対策に取り組んでいます。

広島県の公立高校入試問題は全国的に見ても難易度が高く、出題内容にもはっきりとした特徴があります。ここでは5教科の中から「社会」を題材に、その特徴や背景について、じっくりと述べていきたいと思います。

(「社会」を取り上げたのは自分の担当教科だからでもありますが、広島県の問題の特徴が非常に色濃く出る教科だからでもあります。)

 

まず過去10年の社会の平均点の推移を見てみたいと思います。

(2012年)29.6→(2013年)26.7→(2014年)30.8→(2015年)25.7→

(2016年)21.2→(2017年)19.3→(2018年)18.0→(2019年)21.6→

(2020年)22.0→(2021年)26.5

 

2016年から平均点が大きく下降し、さらに2018年には18.0点まで下がりました。

「全国で一番平均点が低い(難しい)入試問題」として教育関係者の間で話題になったのもこの時期のことです。そこから再び平均点は上昇傾向に転じ、昨年春の入試では下降前の水準に戻った、というのがこの10年間の動きです。またこれは他教科でも同様で、特に英語・理科では2017年入試で非常に低い平均点(理科…17.1、英語15.9)を記録したあと、上昇に転じています。


ここから見えてくるポイントは2点あります。

① 2016年から2018年にかけて、大きく平均点が下がった(=難化した)のはなぜか。

② 2019年以降、再び上昇傾向にあるのはなぜか。


さて、初回はここまで。次回は上記2点にスポットをあてて、述べていきたいと思います。

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