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定期試験、そして入試直前。

先週の土曜日は白石学習院イオの定期試験対策期間中の恒例行事「1day理社暗記会」でした。今回の社会は中1・中2ともに歴史分野です。特に1年生はこれまでの3回の試験が全て地理分野のみからの出題でしたが、今回は初めて試験範囲が歴史に変わりました。過去、このタイミングで大きく得点が変わる生徒がいます。一般的にいって男子は歴史に変わって得点が上がる生徒が多く、女子は逆に下がる生徒が多いように思います。

原因の一つは「漢字」。歴史で覚える語句は難解な漢字が用いられているものも多く、地理の時以上に「正確に書ける」ことが大切になります。ふたつめは「流れ」。試験が近づくと点数を欲しがるあまりに語句の意味も理解できないままその語句だけを詰め込んでいく生徒もいますが、歴史の学習とはその出来事の背景や原因、その出来事の内容、またその出来事がその後どう影響を及ぼしていったかという歴史全体のつながり(これがよくいわれる「歴史の流れ」の正体です)を理解したうえで知識を積み重ねていかなくてはなりません。

定期試験は21日からスタート。直前期になりましたが、その点に注意してもう一度教科書を確認してほしいと思います。



定期試験対策も最終盤に入りましたが、中3受験生もいよいよ本当に最後の仕上げの時期になりました。公立高校一次選抜まであと1週間。ここからはいかに体調と心を整え、27日の試験当日に「最高の自分」を作り上げられるかどうかにかかっています。私たちが受験生にできることも残りわずかとなりましたが、全員が後悔のない受験をしてほしいと心から願っています。


ちょうど今日(2月20日)、公立高校一次選抜の志願者数が確定しました。2月10日の志願変更前から大きく数値が変わった高校は見られませんでした。宇品教室・矢野教室近隣の高校に関しては概ね想定内のところに収まった感じではありますが、全体を俯瞰して目につくのはやはり定員割れを起こしている学校の多さです。


ここ数年続く傾向ではありますが、工業科・商業科などの実業系学科だけでなく、普通科でも定員割れもしくは低倍率の高校が多くなっています。全体的な少子化はもちろんですが、私立高校を第一志望にして進学する生徒が多くなっていることがこの傾向の大きな要因だと見ています。

先日宇品中学校でも高校説明会があったようで、その日の塾で生徒に感想を聞くと最も魅力を感じた高校は「山陽高校」という声が圧倒的でした。

私立高校と公立高校を比べたとき、設備や施設面の優劣は論じるまでもありません。しかし私立高校のいくつかは厳しい時代にあって共学化やカリキュラムの充実、説明会やオープンスクールでのプレゼン力の強化などの「経営努力」(学校教育に「経営」という語句がふさわしいかはさておき)をひしひしと感じます。


公立高校には様々な制約もあるでしょう。学校の価値向上への取り組みや、実際の魅力が受験生に伝わりきっていないという側面もあると思います。けれどその意味では今回の入試改革はチャンスだったはず。どんな生徒を育てたいのか、どういう生徒に来てほしいのか、「入学者選抜実施内容シート」をじっくり読んでも、抽象的で特徴が見えず、高校側の姿勢がはっきり見えてこない高校も正直ありました。以前にもこの項で書きましたが、特色枠はもっと大胆でいいのではないかと思うのです。こつこつやってきたことを評価するなら「学力検査1:調査書7:自己表現2」、とにかく学力の高い生徒を求めているなら逆に当日の検査に全振りする、そのくらいあってもいいのではないかと思うのです。

ともあれ、新制度はついに実施段階を迎えたわけです。ずっとこの動きを追っている立場としてはいよいよという気持ちもあり、昨年までとはまた違った緊張感を感じています。



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